酩酊状態でふらふらと歩く一番町。汚い。特にフォーラスからディズニーストアから横断歩道を渡り、仙台市役所へ向かう道が汚い。
仙台の歌舞伎町とも言われる繁華街「国分町」があるからだろう。赤ら顔した声の大きなおっさんたちや未成年じゃね?と思われる女の子たち、大学デビューに失敗したけど一応グループに入れてもらいたくて後ろをついていく似合わない茶髪男子、どんなことを考えて生きているのか理解しがたいキャッチ。老若男女が入り混じった混とんとした街並みは、都会になり切れていない地方都市の全てを写しだしているようですね。
僕たちの住む仙台は「杜の都」などと呼ばれている。「杜」とは人工的に作られた自然を表すようですが、そもそも山と野原しかなかった土地に人工物を建てただけであって、自然は元からそこにあったのでは?と思いますけどね。仙台市中心部にある定禅寺通り辺りを指すんだろうな。自然を切り開いてコンクリートを敷き詰め、道路を作り、真ん中にケヤキ並木。これが杜の都と言われる所以だろう。たぶんググったら一発で出てくるけど面倒なので調べません。
話が脱線しましたが、とにかく夜の一番町は汚いんです。金曜日や土曜日なんてゴミの上を歩いているような気分。まるで人がゴミのようだ。
でも、そんな街の汚さを良しとしないのは僕だけじゃない。ちょっと調べると(それはググるんかい)仙台市でもゴミ拾いのボランティアなど、環境美化活動のイベントは行われている。
今の時期、仙台は街中で桜が咲く。西公園、榴ヶ岡公園、錦町公園など、街中エリアでも花見のできるスポットが多く、花見シーズンは仙台の街が一気に華やぎ、汚くなる。ゴミ、持って帰れよ。
なので今回は仙台市でどんな活動をされているのかをご紹介させてください。ボランティアに参加したいなんて気持ちがなくても、知識として知っているだけで飲みの場でネタの一つにしたらいいんじゃないすかね。
掃除屋も参加したい仙台市で行われているゴミ拾いボランティア
参加したいですね、ぜひ。こんな素晴らしい環境美化活動を行っているのですか、仙台市は。
仙台市のホームページで紹介されているゴミ拾いボランティアなどのイベントを一部ご紹介します。
国分町地区クリーンアップ作戦・夜間パトロール
国分町地区の環境美化活動のため、毎月1回パトロールと清掃活動が行われています。これね、僕が言ってたやつ。ぷよぷよでいうおじゃまぷよの全消しですね。ゴミ拾いを通して街を綺麗にし、パトロールすることで治安まで守るという。理想を言ったらこんな活動がされなくても良い街ですよね。
中央卸売市場クリーン作戦
6月と10月の計2回、市場内・周辺地域の不法投棄物や散乱ごみなどが一掃されるイベントらしいです。いや、市場内に不法投棄なんてされてんの?世紀末かよ。
青葉区環境美化活動
“市民が安全で安心して暮らせる街の実現”を目指す活動の一環。主に青葉区の各関係団体などがそれぞれ環境美化活動に取り組んでいるそうです。これ、勾当台公園でよく見かけますよね。タバコの吸い殻や空き缶などを拾っているスーツ姿の方々。吸い殻がそこら中にあるのって、解決するの簡単だと思うんですけど。もっとわかりやすく分煙化すればいいんですよ。税収になるのだから、税金使って街に灰皿を置いたり、喫煙所を設ければいい。昔は五橋から河原町当たりの歩道に数百メートル置きに灰皿が置いてありましたよね。人通りの多い場所を避けて同じことやりゃあいいのに。
定禅寺通クリーン作戦
光のページェント開催に先立って定禅寺通りの環境美化活動を行うイベントです。時期的にゴミ拾いだけでなく、落ち葉拾いなんかもやっているみたいですね。
仙台城跡石垣クリーン大作戦
史跡への理解・関心を高めるために城内の草や苔を清掃する活動。本来の石垣の姿を見えるようにしないと「せっかく来たのに…」なんて観光客の皆さんをガッカリさせちゃいますからね。ただでさえ城ないのに。
広瀬川1万人プロジェクト
100万人の1%=1万人で仙台のシンボルでもある広瀬川を綺麗にしようというプロジェクト。令和3年は10月2日に行われたみたいです。広瀬川は近年のキャンプブームやコロナ禍でのアウトドア需要の高まりで、外遊びの場所に最適な川として多くの市民で賑わっています。シーズンになるとアユ釣りしているおっちゃんたちも多いよね。釣り人は特に釣り場を汚さないことに敏感です。釣り禁止になっちゃうから。中にはゴミを捨てて行っちゃう人とかいるけどね。重めのルアーぶん投げて頭にスコーン!ってしたくなっちゃう人もいるんじゃないかな。僕は違うけど。
ゴミ拾いのボランティアデートが仙台のトレンドに
なったらいいんですけどね。現状は意識の高い人しか参加していないんじゃないかな。少しでも僕らの住む街がきれいになったら、もっと仙台を好きになれるのに。さ~て、国分町でもパトロールしてくっかな。
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